辺境の伯爵令嬢エルフィールは、城の舞踏会でエキゾチックな青年に出会う。彼はエルフィールの胸を鷲掴みにしたかと思うと、いきなり顔を埋めてきた! その青年の正体は、なんと国を守護する聖獣様。彼曰く、十年以上も前に失くした心臓がエルフィールの中にあるらしい。そのせいで『聖獣のお世話係』という肩書きで城に住むことになったエルフィールは、昼夜問わず彼に抱かれることになってしまい……!? 文庫だけの書き下ろし番外編も収録!